長崎県警の巡査が横領

長崎県警は2011年12月27日、占有離脱物横領の被疑事実で巡査(10代)を同年11月17日に書類送検していたことを発表した。巡査は同日付で懲戒処分(減給100分の10(1ヶ月))を受け、即日依願退職した。
巡査は同年7月13日、警察関係施設の男子トイレで腕時計1個を拾ったが、拾得物として届け出ず使っていた疑い。
同年10月上旬、同僚に「いい時計しとるね」といわれ、「拾った」などと話したことから分かったという。

http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20111228ddlk42040430000c.html

愛知県警の巡査が女子中学生に強制わいせつ

愛知県警は2011年12月27日、強制わいせつ、強制わいせつ未遂と住居侵入の被疑事実で、豊橋署地域課の巡査(21)を逮捕した。巡査は容疑を認めているという。
巡査は同年11月28日午後0時15分頃、名古屋市内の集合住宅の一室に、無施錠の玄関から侵入し、一人で室内にいた中学1年の女子生徒(13)の体を触った疑い。さらに約15分後、約300メートル離れた集合住宅の玄関先で、帰宅した中学2年の女子生徒(14)の口を塞ぎ、わいせつ行為をしようとした疑い。巡査は、この生徒が大声を上げたため逃走したという。
目撃情報などから、現場近くに実家がある巡査が浮上。女子生徒らと面識はなく、たまたま現場付近で見かけ、後をつけたという。当時、巡査は休暇中だった。巡査は「ほかにもやった」と供述しているという。名古屋市内では女子中学生らを狙った同種の事件が複数起きていることから、県警で関連を調べている。
県警によると、巡査は2008年4月に採用され、2009年1月に豊橋署に赴任し、交番勤務を経て、2011年3月から同署地域課特別警戒隊に所属していたという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111227-OYT1T01086.htm
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011122790192640.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011122700628
http://www.asahi.com/national/update/1228/NGY201112270044.html

警視庁の巡査部長が酒気帯び基準値の5倍で飲酒運転

警視庁は2011年12月22日、道交法違反(酒酔い運転)の被疑事実で、愛宕署刑事組織犯罪対策課の巡査部長(38)を書類送検するとともに、懲戒免職とした。
巡査部長は同年9月16日午後11時52分頃、東京都港区芝の路上で、酒に酔った状態で250ccのバイクを運転した疑い。
巡査部長は同日夕方から深夜まで、上司の警部補(47)らと新橋で飲酒し、焼酎の水割り7杯、日本酒5合、ウイスキー水割り2杯などを飲んだにもかかわらず、バイクで江戸川区の自宅に帰ろうとして、港区芝の路上で転倒した。同月17日午前0時15分頃、路上で倒れているところを通報され、呼気から1リットル中0.78ミリグラムのアルコールが検出されたという。

http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20111222-879979.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011122200692
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E0E0E2E1E58DE0E0E3E0E0E2E3E39191E3E2E2E2
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111223-OYT1T00135.htm
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20111223ddlk13040300000c.html

福井県警の警部補が逮捕状請求書の別紙を偽造

福井県警は2011年12月20日、有印公文書偽造・同行使の被疑事実で、県警生活安全部少年課係長の警部補(46)を書類送検するとともに、懲戒処分(減給100分の10(1ヶ月))とした。
警部補は、県青少年愛護条例違反事件の被疑者を逮捕した同年8月30日、逮捕状請求書の別紙である「被疑事実の要旨」に記入された犯行時間の誤りに気づき、担当警部に無断で書き換えた書類に差し換えて、同月31日に福井地検武生支部に提出した疑い。
通常、逮捕状が発行される際は逮捕状や逮捕状請求書、別紙は一つにまとめられ割り印されるが、別紙が差し換わったため割り印がなかった。地検武生支部が、逮捕状を請求した鯖江署生活安全課長の割り印がないことに気づいた。鯖江署に問い合わせたところ、生活安全課長(37)は「裁判所に逮捕状を請求する前に差し替えたと思われる」と、調べないまま間違った回答をした。同支部は「請求前だったら問題はない」と判断して、男の勾留請求のために武生簡裁に書類を送った。ところが、同年9月1日に地検から書類を受けた武生簡裁が、逮捕状請求時に受け取った書類の写しと犯行時間が変わっていることに気付き、地検に指摘した。
県警監察課は「裁判所に許可された逮捕状は添付資料を含めて一体であり、差し替えが偽造にあたることは捜査機関の常識」と説明する。しかし、警部補は「偽造にあたるという意識がなかった」と供述しているという。

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukui/news/20111220-OYT8T01352.htm
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111221/fki11122102170001-n1.htm
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011122090215121.html
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/32128.html

福井地検は2011年12月27日、有印公文書偽造・同行使の被疑事実で書類送検された福井県警生活安全部少年課の警部補(46)を、不起訴処分(起訴猶予)とした。

http://mainichi.jp/area/fukui/news/20111229ddlk18040395000c.html

千葉県警の巡査が傷害、県警は事実の公表を拒否

千葉県警市川署地域課の元巡査(22)が、同署に勤務していた2011年10月、車の工事代を巡るトラブルで知人男性に暴行を加える傷害事件を起こしていたことが、捜査関係者などへの取材で分かった。
県警の聴取に対し元巡査は容疑を認め、その後依願退職している。千葉区検は同年12月19日、元巡査を傷害罪で千葉簡裁に略式起訴。同簡裁は同日、罰金20万円の略式命令を出した。
起訴状などによると、元巡査は同年10月21日午後5時45分頃、松戸市の駐車場で知人男性(19)に対し、顔面を頭突きするなどの暴行を加え、全治約10日の軽傷を負わせたとされる。
捜査関係者によると、元巡査は自身の乗用車の工事を知人男性に依頼。その際、男性から自動車工場の使用料として数千円を要求されて支払ったが、後日、工場側から「金が支払われていない」と連絡を受けた。元巡査は男性を問い詰め、その際、激高して暴行したという。
男性の関係者が松戸署に被害相談。県警が任意で捜査し、同年12月上旬に書類送検していた。元巡査は動機について「男性の態度がふてぶてしくて気にくわなかった」と話したという。
取材に対し、県警は「懲戒処分の公表指針に該当しない事案については、処分したかどうかも含めて、一切答えられない」として、事件について公表していない。

http://mainichi.jp/area/chiba/news/20111220ddlk12040221000c.html
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/national/66241
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111220-OYT1T01360.htm

栃木県警の警部が少年3人に対して暴行、事実隠蔽のため虚偽の捜査報告書を作成

栃木県警は2011年12月20日、特別公務員暴行陵虐と同致傷、虚偽有印公文書作成・同行使の被疑事実で那須塩原署地域課長の警部(41)を書類送検するとともに、懲戒処分(停職1ヶ月)とした。警部は同日付で辞職願を提出、受理された。
警部は同年11月11日夜、JR西那須野駅で職務質問した少年(14)の顔面を数回平手打ちして頭を壁に押しつけ、顔面打撲などのけがを負わせた疑い。また、2010年9月29日午後、同市内のコンビニ駐車場で、職務質問した少年(16)の顔を平手で数回殴った疑い。同年12月4日深夜には、同署取調室内で参考人聴取した少年(14)の頭を数回壁に押しつけた上、「暴行事実はない」とした虚偽の捜査報告書を作成、同署長に提出した疑い。
平手打ちされた少年の親の知人から通報があり発覚した。警部は「挑発的な態度をとられてカッとした」と供述し、虚偽の捜査報告書作成については、少年の知人を通じて暴行したことが発覚しそうになり、「ばれるのが怖かった」などと供述しているという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111220-OYT1T01131.htm
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011122001001593.html
http://www.asahi.com/national/update/1220/TKY201112200427.html
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20111220/685847

山梨県警の警視が官舎で県警職員の女性にわいせつ

山梨県警は2011年12月16日、県警職員の女性にわいせつな行為をしたとして、前南甲府署長の警視(57)を懲戒処分(停職6ヶ月)とした。警視は同日、依願退職した。
県警によると、警視は笛吹署刑事官だった2005年1月、当時住んでいた笛吹市内の警察職員官舎で、女性にわいせつな行為をし、警察の信用・名誉を著しく失墜させたという。県警は2011年12月2日、警視を南甲府署長から警務部付に更迭していた。
警視は行為を認めた上で「合意のもとで犯罪行為はなかった」と説明したが、女性は「合意はなかった」とし、同年10月に強姦致傷罪で警視を告訴した。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111216-OYT1T00588.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111216-OYT1T01036.htm
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819695E3E4E2E0E18DE3E4E3E0E0E2E3E39191E3E2E2E2
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111217k0000m040034000c.html
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201112160063.html

甲府地検は2011年12月27日、強姦致傷の被疑事実で告訴されていた前南甲府署長の元警視(57)について、不起訴処分とした。処分理由については明らかにしていない。
県警は「検察庁の発表についてコメントはない」としている。
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20111228ddlk19010172000c.htmlhttp://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011122700780
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20111227-OYT8T01286.htm