栃木県警の警部が少年3人に対して暴行、事実隠蔽のため虚偽の捜査報告書を作成

栃木県警は2011年12月20日、特別公務員暴行陵虐と同致傷、虚偽有印公文書作成・同行使の被疑事実で那須塩原署地域課長の警部(41)を書類送検するとともに、懲戒処分(停職1ヶ月)とした。警部は同日付で辞職願を提出、受理された。
警部は同年11月11日夜、JR西那須野駅で職務質問した少年(14)の顔面を数回平手打ちして頭を壁に押しつけ、顔面打撲などのけがを負わせた疑い。また、2010年9月29日午後、同市内のコンビニ駐車場で、職務質問した少年(16)の顔を平手で数回殴った疑い。同年12月4日深夜には、同署取調室内で参考人聴取した少年(14)の頭を数回壁に押しつけた上、「暴行事実はない」とした虚偽の捜査報告書を作成、同署長に提出した疑い。
平手打ちされた少年の親の知人から通報があり発覚した。警部は「挑発的な態度をとられてカッとした」と供述し、虚偽の捜査報告書作成については、少年の知人を通じて暴行したことが発覚しそうになり、「ばれるのが怖かった」などと供述しているという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111220-OYT1T01131.htm
http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011122001001593.html
http://www.asahi.com/national/update/1220/TKY201112200427.html
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20111220/685847