追突事故を起こした交通課の警部補、警察に事故を申告せず、被害者に嘘の名前を告げる

滋賀県警は2011年2月7日、彦根署交通課の警部補(40代)が乗用車に追突する物損事故を起こしたのに警察に申告せず、相手のドライバーに虚偽の名前と連絡先を伝えていたことを明らかにした。
県警は道交法違反(事故不申告)の被疑事実で、警部補から任意で事情を聴いている。
県警監察官室によると、警部補は2011年1月、草津市で自家用車を運転中、交差点で停止していた乗用車に追突した。警部補は警察に事故を申告せず、被害女性には嘘の名前と電話番号を伝えた。女性が電話をかけたがつながらず、県警に相談。女性が警部補の自動車のナンバーを覚えており、警部補が特定された。
警部補は「無断外泊で署の管外へ出たことがばれるのが怖かった」と説明しているという。

http://www.asahi.com/national/update/0207/OSK201102070086.html
http://www.sankei-kansai.com/2011/02/08/20110208-049373.php
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/02/07/kiji/K20110207000201910.html
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011020700639
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110208ddlk25040527000c.html

滋賀県警は2011年4月27日、自動車運転過失傷害と道交法違反(事故不申告)の被疑事実で、彦根署交通課の警部補(40代)を大津地検書類送検した。同日、県警は警部補を懲戒処分(減給100分の10(3ヶ月))とし、警部補は依願退職した。
警部補は2011年1月29日、草津市市道で自家用車を運転中に、停止中の乗用車に追突して、追突された女性に首に約2週間の怪我を負わせた疑い。警部補は被害女性にうその名前と電話番号を伝えていたが、女性が覚えていた車のナンバーから警部補の犯行が発覚した。

http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110428ddlk25040493000c.html