高知県警の巡査が私文書偽造、それを糊塗しようと虚偽有印公文書作成

高知県警は2011年7月4日、有印私文書偽造・同行使及び虚偽有印公文書作成の被疑事実で土佐署の巡査(26)を書類送検し、本部長訓戒とした。巡査は同日、依願退職した。
巡査は同年6月4日、シートベルトの装着義務違反の点数切符を作成した後、違反者の署名の記入漏れに気付き、土佐署に戻ってから違反者の名前を自ら書き込んで偽造した。さらに、同署交通課員に署名の不自然さを指摘されて提出した捜査報告書に、「誤って自分が署名した」と虚偽内容を記載した疑い。
県警によると、巡査は「上司に報告したら叱責される。偽造した方が早いと思った」などと供述したという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110704/crm11070415370017-n1.htm
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=276587&nwIW=1&nwVt=knd
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110705-OYT1T00059.htm
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20110705ddlk39040569000c.html

高知地検は2011年7月20日、有印私文書偽造・同行使及び虚偽有印公文書作成の被疑事実で書類送検されていた土佐署の元巡査(26)を起訴猶予処分にしたと発表した。地検は「社会的制裁を十分に受けており、起訴するにはあたらない」としている。

http://mainichi.jp/area/kochi/news/20110721ddlk39040661000c.html