愛媛県警の巡査が盗みに入る

愛媛県警は2011年11月10日、窃盗未遂と住居侵入の被疑事実で、松山東署留置管理課の巡査（25）を現行犯逮捕した。
巡査は同日午前4時半頃、松山市道後緑台のマンション3階で、建築業の男性（40）の部屋に侵入し、居間の押し入れを物色した疑い。
同署によると、寝室で寝ていた男性が気付いて居間を見ると、巡査が押し入れを開けようとしていた。声を掛けると逃げたため、マンションのほかの住人と一緒に追いかけ、1階駐車場で取り押さえた。
巡査は同月9日の勤務の後、課の懇親会で同僚6人と市内の飲食店3軒をはしごし、同月10日午前1時頃に解散した。同日も勤務だったという。
巡査は2009年9月に松山東署地域課に配属され、2011年3月からは同署留置管理課で勤務していた。

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/11/10/kiji/K20111110002000510.html
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20111110/news20111110822.html
http://news24.jp/nnn/news8781315.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/111111/ehm11111102320000-n1.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111110-OYT1T01372.htm
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20111111ddlk38040628000c.html

松山区検は2011年11月25日、住居侵入罪で松山東署留置管理課の巡査（25）を松山簡裁に略式起訴した。簡裁は同日、罰金10万円の略式命令を出した。
命令などによると、巡査は同月10日午前4時半ごろ、窃盗目的で同市道後緑台の3階建てマンション3階の男性（40）方に無施錠の玄関から侵入した。
区検は窃盗未遂罪の立件を見送った理由を「窃盗の物色行為をしたかどうかが明確ではない」と説明。処分理由を「現職警察官の犯行で態様も悪質だが、起訴内容を認め、示談も成立している」などとしている。

http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20111126/news20111126030.html