山梨県警の巡査が交通事故を起こして知人に身代わり申告させる

山梨県警富士吉田署地域課の巡査が2011年7月、静岡県内で交通事故を起こし、同乗の知人に身代わり申告させたとして、静岡県警に犯人隠避教唆と道交法違反(事故不申告)の被疑事実で書類送検されていたことが分かった。
巡査は同年10月4日付で本部長訓戒処分を受け、既に辞職していた。
巡査は20代で、非番の日に届け出をせず県外へ外出していた。事故を起こした際、同乗の知人に身代わり申告するよう依頼し、知人が静岡県警に申告したという。後日、巡査が静岡県警に実際の経緯を話して発覚した。事故は当初物損扱いだったが、後に人身事故に切り替わったという。
巡査は山梨県警に対し、「(県警に)無断で県外に出ていたため、困って身代わりになってもらった」などと話したという。
山梨県警はこの件を公表していない。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111126k0000m040116000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111126-OYT1T00259.htm
http://www.47news.jp/CN/201111/CN2011112601003148.html

甲府地検は2012年1月4日、元巡査を2011年12月28日付で不起訴にしたと発表した。
県警によると、元巡査は非番を利用して友人と静岡県内をドライブ中、事故を起こした。同乗していた友人に身代わりを依頼したが、後日、静岡県警に自ら運転していたことを申告したという。元巡査は同年10月4日付で県警本部長訓戒を受け、依願退職している。
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20120105-OYT8T00139.htm
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20120106ddlk19040103000c.html