滋賀県警の警部が酒気帯び運転同乗

滋賀県警は2011年1月13日、県警組織犯罪対策課の警部(50代)が2010年12月22日、道路交通法違反(酒気帯び運転)の被疑事実で現行犯逮捕された知人女性(38)の運転する車に同乗していたことを明らかにした。
2010年12月22日午後11時50分頃、近江八幡市の路上で、女性の運転する軽乗用車がパトカーの直前で急に進路を変更したのを、歳末警戒中の近江八幡署員が発見。女性から呼気1リットル中0.25ミリグラムのアルコール分を検出したため、現行犯逮捕した。同乗の警部も酒に酔っており、直前まで女性と一緒に酒を飲んでいたという。
警部は2010年12月23日から現在まで自宅待機とされており、県警は警部について道路交通法違反(酒気帯び運転同乗)の被疑事実で任意で捜査している。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110113-OYT1T00592.htm
http://www.asahi.com/national/update/0113/OSK201101130055.html
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2011011390105618.html
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/shiga/110114/shg1101140205001-n1.htm
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110114ddlk25040393000c.html

滋賀県警は2011年3月4日、道路交通法違反(酒気帯び運転同乗)の被疑事実で県警組織犯罪対策課の警部(52)を大津地検書類送検するとともに、同日付で懲戒免職とした。
警部は2010年12月22日夜、近江八幡市馬淵町の市道で、酒気帯び運転で現行犯逮捕された知人女性の車に同乗した疑い。2人は、女性の車で同市内の居酒屋に行き、午後7時半から3時間にわたって酒を飲んだ後、車で移動していた。
警部は「大変申し訳ない」と容疑を認め、それまでも何度か同様の行為を行っていたと供述しているとされる。
県警が警部を懲戒免職処分とした理由には、知人女性との不倫関係も含まれるという。

http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110304000149
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110305k0000m040119000c.html
http://mainichi.jp/select/today/news/20110305k0000e040012000c.html
http://www.sankei-kansai.com/2011/03/05/20110305-050427.php

津地検は2011年4月19日、道交法違反(酒気帯び運転同乗)の被疑事実で書類送検された元警部(52)を起訴猶予処分にしたと発表した。
また、東近江簡裁は同日までに、道交法違反の罪で略式起訴された運転者の女性(39)に罰金30万円の略式命令を出した。
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20110420ddlk25040571000c.html