愛媛県警の巡査部長が後輩に向けて拳銃を出す

愛媛県警は2011年6月10日、銃刀法違反（目的外所持）の被疑事実で新居浜署地域課の巡査部長（32）を松山地検に書類送検するとともに、懲戒処分（停職3ヶ月）とした。
巡査部長は同年4月20日午後9時50分頃、勤務中に、腰に付けた拳銃入れから拳銃を取り出し、残業中だった同じ課の警察官（20代）に背後から拳銃を示すなどした疑い。相手の警察官に銃口が向いていた可能性もあるという。
巡査部長は残業していた後輩がプリンターの扱いに手間取っていたのを見て、「パソコンに不慣れな後輩を和ませようとやった。違法との認識はなく、軽率な行為だった」と供述しているという。

http://mainichi.jp/area/ehime/news/20110611ddlk38040726000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110611-OYT1T00172.htm
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110611/ehm11061102100000-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110610/crm11061017260017-n1.htm

松山地検は2011年7月15日、銃刀法違反の被疑事実で書類送検された新居浜署地域課の巡査部長（32）を起訴猶予処分とした。
地検は「脅かしてからかう目的だった。銃口を突きつけたり、引き金に指をかけたりした事実が認められず、危険性は少ない」などと処分理由を説明した。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110715/crm11071517550024-n1.htm