京都府警の巡査が交通事故を起こし、母親を身代わりにする

京都府警は2011年6月10日、犯人隠避教唆と自動車運転過失傷害、道交法違反(事故不申告)の被疑事実で同年5月12日に五条署地域課の巡査(19)を書類送検していたことを明らかにした。巡査は同日、依願退職した。府警は巡査の母親も犯人隠避の被疑事実で書類送検した。
府警によると、巡査は同年4月8日午後8時半頃、亀岡市上矢田町の府道で軽乗用車を運転中、対向してきた男性(44)運転のワゴン車と接触。直後に携帯電話で母親を呼び出し、身代わりを頼んだ疑い。男性は首に軽傷を負った。
巡査は亀岡署員に「母が運転し、私は助手席にいた」と話したが、男性の説明と食い違ってており、巡査が「動揺してどうしていいか分からず、母親に身代わりを頼んだ」と認めて、身代わり依頼が発覚した。
府警は巡査を、警察庁指針で発表する必要がないとされる本部長訓戒の処分にして、書類送検等の事実を公表していなかった。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110610-OYT1T00559.htm
http://mainichi.jp/select/today/news/20110610k0000e040053000c.html
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201106100073.html
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110610/kyt11061013380005-n1.htm