福岡県警の巡査が勤務中に高齢者の金を盗む

福岡県警は2011年10月11日、窃盗の被疑事実で南署地域2課花畑交番の巡査(22)を逮捕した。
巡査は同年8月31日午後5時15分〜45分頃、同市南区の無職女性(76)から現金約19万円を盗んだ疑い。
県警によると、巡査は同日、生活相談などでたびたび訪ねていた女性が銀行ATM(現金自動受払機)で現金を下ろすのに付き添い、「バイクで持って帰ってあげる」と、約59万円の入った買い物袋を預かった。
女性が帰宅後確認すると、現金が減っていたため問いただしたが、巡査は「知らない」と否認。女性は同年9月15日、民生委員に相談し、民生委員が同月28日、同署に相談した。巡査は当初否認していたが、同年10月11日に認め、「盗んだ金はパチンコなど遊興費に使った」と供述したという。
巡査は同年1月27日、女性と同居する別の女性(78)から防犯相談を受けて顔見知りになり、逮捕されるまで約10回、パトロール中に女性宅を訪れていた。県警は余罪についても調べる方針。

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111012k0000e040008000c.html
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20111012-OYS1T00178.htm
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/267872
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011101100994

福岡県警は2011年11月10日、窃盗罪で起訴されている南署の巡査(22)を懲戒免職とした。
県警はまた、同年1月27日の勤務中に、預金通帳を無くしたと届け出た福岡市南区の女性(78)の家を訪れて布団の下にあった74万円を盗み、非番だった同月9月4日には女性宅に上がって現金のはさまった通帳から25万円を盗んだという窃盗と住居侵入の被疑事実で、巡査を追送検した。
県警によると、巡査は福岡市南区の花畑交番に勤務。担当区域内の女性宅をたびたび訪問していた。消費者金融に約50万円の借金があり、「盗んだ金は返済やパチンコに使った」と供述しているという。
巡査は同年10月11月、この女性と同居する女性(76)から同年8月31日に現金19万円を盗んだとして窃盗の被疑事実で県警に逮捕され、福岡地検が同年11月1日に窃盗罪で起訴していた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111110-OYT1T01029.htm
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201111100120.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111110/crm11111019560036-n1.htm