長崎県警の巡査長が恐喝未遂

車に傷を付けたと駐車場の係員に言い掛かりをつけ現金を要求したとして、長崎県警が巡査長(40代)を減給100分の10(3ヶ月)の懲戒処分にしていたことが2011年10月14日、分かった。処分は同年9月1日付で、巡査長は休職中だという。
県警によると、巡査長は同年5月上旬、妻が利用した駐車場で、男性係員が車を移動する際に傷を付けたと警察に通報。警察の調べで駐車場での傷と断定できなかったにもかかわらず、「おまえが事故を起こしたのだから修理代を払え」と巡査長は係員に現金10万円を要求していた。また私的目的で駐車場管理者の個人情報を警察署に問い合わせていた。金銭のやりとりや個人情報の流出はなかったという。
同年6月、男性係員から「修理代を払うよう言いがかりをつけられている」と署に相談があり、発覚した。金銭のやりとりがなく、係員が被害届を出さなかったため、県警は恐喝容疑での立件を見送った。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111014/crm11101411570009-n1.htm
http://www.nagasaki-np.co.jp/kiji/20111015/04.shtml
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20111015ddlk42040525000c.html