新潟県警の警視が飲酒運転同乗

新潟県警は2011年10月16日、酒気帯び運転容疑で現行犯逮捕された女の車に県警見附署副署長の警視(56)が同乗していたと発表した。県警は、道交法違反(酒気帯び運転同乗)の被疑事実で警視を任意捜査し、懲戒処分する方針。
県警によると、交通機動隊長岡方面隊が同日午前1時55分頃、同県長岡市中興野の国道8号で、酒気帯び運転で軽乗用車を運転したとして同県見附市の女性スナック経営者(48)を現行犯逮捕した。その際、副署長は後部座席にいたという。
副署長は同月15日午後6時から、見附署の署長や署員ら約10人とともに親睦会を開いて飲酒。その後も酒を飲み、単独で行動したとみられる。車内に、ほかに同乗者はいなかった。車がふらついた運転をしていたため、発覚した。
警視は「自分が乗っていた車の運転者が飲酒していたことは申し訳ない」と話しているという。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111016/crm11101616320007-n1.htm
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201110160025.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111016-OYT1T00531.htm
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111017k0000m040046000c.html

新潟県警は2011年11月11日、道交法違反(酒気帯び運転同乗)の被疑事実で見附署前副署長の警視(56)を書類送検するとともに、懲戒免職とした。長岡区検は同日、警視を略式起訴した。長岡簡裁は同日、罰金30万円の略式命令を出した。
警視は同年10月16日午前1時55分頃、スナックの女性経営者(48)に対して、酒を飲んでいるのを知りながら、軽乗用車の運転を依頼し、同県長岡市中興野の国道8号で同乗した疑い。
警視は同年10月15日夕方から見附市内で署長や署員ら約10人と懇親会をした後、1人で見附市内のスナックで女性経営者と酒を飲み、女性経営者に車を運転するよう頼んで、2人でカラオケ店に向かう途中だった。
警視は同年10月17日付で副署長を更迭され、警務部に異動となっていた。
女性経営者は、同法違反(酒気帯び運転)の被疑事実で同年10月16日に現行犯逮捕され、同罪で略式起訴、罰金50万円の略式命令が出されている。

http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201111110064.html
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20111111-862030.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111111/trl11111122220011-n1.htm
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111112-OYT1T00238.htm