大分県警の警部補が麻薬所持

警視庁は2011年10月27日、麻薬及び向精神薬取締法違反(所持)の被疑事実で大分県警生活環境課サイバー犯罪対策係係長の警部補(35)を逮捕した。
警部補は同年10月26日午前7時40分頃、別府市の県警官舎内の自宅で、麻薬指定の薬物「5-MeO-DIPT」(通称ゴメ)の粉末0.004グラムと、同じ粉末が入っているとみられるカプセル11個を所持していた疑い。
警部補は「約10年前に友人から譲ってもらった。数年前まで使っていた」と容疑を認めているという。
警視庁が同年9月に覚醒剤取締法違反(使用)容疑で逮捕した男(34)の携帯電話に警部補のメールアドレスがあり、「逮捕の数日前、警部補と覚醒剤を使用した」と供述。同年10月26日に警部補の自宅を覚醒剤取締法違反(所持)容疑で捜索したところ、冷蔵庫から麻薬入りのカプセルが見つかった。プラスチック製容器に入れられ、巾着袋に包まれていたという。
大分県警によると、警部補は1998年に採用された。中津署地域課を初任地に、本部情報管理課などを経て、32歳で同県別府市の交番所長。2010年3月から生活環境課サイバー犯罪対策係の係長を務めていた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011102700619
http://www.asahi.com/national/update/1027/TKY201110270478.html
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/270549
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111027-OYT1T00917.htm
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111028k0000m040022000c.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111027/crm11102717330016-n1.htm

東京地検は2011年11月16日、麻薬取締法違反の罪で大分県警生活環境課の警部補(35)を起訴した。
東京地検によると、警部補は同年10月、別府市南立石の官舎の自宅で通称「ゴメオディプト」と呼ばれる麻薬が入ったカプセル12個を隠し持っていたとされる。
警視庁の調べに対して警部補は容疑を認め、「10年くらい前に友人にもらった」と供述しているという。

http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD11160018335.html

大分県警は2011年11月24日、麻薬取締法違反(所持)罪で起訴された県警生活環境課の警部補(35)を懲戒免職とした。
県警によると、警視庁は同月14日、インターネットで知り合った神奈川県内の男性宅で同年9月10日頃に覚せい剤0.1グラムを持っていたとして、覚せい剤取締法違反(所持)の被疑事実で警部補で追送検した。
東京地検は同月16日、大分県別府市の官舎自室で同年10月26日、「5-MeO-DIPT」(通称ゴメオ)と呼ばれる麻薬入りカプセル12個(計24ミリグラム)を所持したとして、麻薬取締法違反(所持)の罪で警部補を起訴した。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20111124-868033.html
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111125k0000m040042000c.html
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111124-OYT1T01032.htm

東京地裁は2012年1月5日、麻薬取締法違反の罪で起訴されていた元警部補に対し、懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。

http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD01060018772.html