茨城県警の警部補が交通切符を処理しきれず自宅に隠す

茨城県警は2011年7月28日、竜ケ崎署交通課係長の警部補(53)を公用文書等毀棄の被疑事実で水戸地検下妻支部書類送検するとともに、懲戒処分(停職3ヶ月)とした。警部補は同日、依願退職した。
警部補は2006年12月から2009年3月にかけて、常総署交通課取締係主任として交通切符の点検や検察・家裁に送致する業務を担当していた際、無免許運転や飲酒運転等の交通切符58件を処理せず、つくば市の自宅に持ち帰って隠した疑い。2011年3月、検察からの調査依頼で、送致されていないことが発覚した。警部補が自宅に持ち帰った58件は水戸地検水戸家裁に送致されておらず、うち49件は時効が成立し、対象者は反則金の支払いなどを免れたという。
警部補は「当事者と都合が合わず、手が回らなくなった」と供述しているという。58件のうち21件は、内部の管理システムでは「送致済み」と虚偽の入力をしていたという。

http://sankei.jp.msn.com/region/news/110728/ibr11072820170011-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110729/ibr11072902270001-n1.htm
http://ibarakinews.jp/news/news.php?f_jun=13118523994340
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2011072800855
http://mainichi.jp/area/ibaraki/news/20110729ddlk08040220000c.html