警視庁の一般職員が756万円を業務上横領

警視庁は2011年10月4日、業務上横領の被疑事実で綾瀬署警務課長代理の主事(50)を逮捕した。
主事は、野方署警務課長代理だった2008年3月から2011年2月にかけて、署員のレクリエーションなどに使うため警視庁職員互助組合から支給された助成金のうち20万円を横領した疑い。
主事は事務職員で、当時、同署の会計責任者だった。助成金の未使用分20万9,084円を互助組合に返却する際、9,084円だけを返して残りを着服したとみられる。調べに対し容疑を認め、「借金の返済に充てた」などと供述しているという。
主事は同年2月に綾瀬署に異動したが、同年5月中旬、野方署で主事が手続きを担当していた通勤手当などの過誤払い分約270万円が返金されていないことが発覚。内部調査で20万円の横領も分かった。主事は約270万円についても「私的に流用した」と説明したが、すでに返金しているという。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111004-OYT1T00751.htm
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201110040049.html
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20111004k0000e040063000c.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111004/crm11100413410010-n1.htm

警視庁は2011年12月2日、業務上横領の被疑事実で逮捕された綾瀬署の元警務課長代理(会計厚生担当)の職員(51)を懲戒免職とした。
職員は2008年、当時勤務していた野方署で署員のレクリエーション費として保管していた現金20万円を着服したとして逮捕、送検された。署員に過払いされ、東京都に返還するはずだった通勤手当など計約272万円を着服した疑いでも追送検されていた。
東京地検は2011年11月17日、いずれの被疑事実についても、職員を起訴猶予処分とした。
職員は他に、野方署の署員から集めた会費など計約304万円と、綾瀬署の創立50周年記念行事開催費など計約160万円の着服を認めたが、時期などの特定ができず、立件は見送られた。

http://www.47news.jp/CN/201112/CN2011120201001761.html
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/111202/crm11120217140020-n1.htm
http://www.asahi.com/national/jiji/JJT201112020070.html
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20111203ddlk13010300000c.html